去年、今年と、私の花粉症、なぜか症状がすごく軽いんです・・・
皆さん、コロナ禍、いかがお過ごしですか?
世間では、1日の感染者数があまり報道されなくなり、全国旅行支援キャンペーンが始まり、、、
でも実際感染者数は収まらずで、一体どうなってるんだ?なんていう思いの方も多いかもしれません。
私は、10月の最初の土曜日にあった運動会で子供がコロナにかかり、それを5日後に私ももらい、今日までずっと自宅軟禁状態でした。
明日、やっとシャバに出られます。
風邪にしてはやはりちょっとキツかったですね。
でも熱は37.5℃と思ったより低め。
ほかの症状も思ったよりも重くならずに済みました。よかったです。
さて、花粉症の方ですが、あなたは今年、例年よりも花粉症の症状はキツかったですか?それともきつくなかったですか?
私は幸い、例年よりもきつくありませんでした。
というか、いつになく症状が軽かったのです。
いつも2月末ぐらいから4月ごろまでずっと鼻がぐしゅぐしゅになるのですが、今年は3月のアタマくらいに1日か2日くらいちょっと鼻水が出たくらいで、あとは無症状だったのです!
だから、北山村産すっぱくないじゃばらジュースにも、北山村産のじゃばらサプリ
にもお世話になることがなかったのです!
もちろん鼻炎薬にもたよりませんでした。
こんなこと、よく考えれば20年くらいなかったことです。
そして、よくよく考えれば、おととしも、そういえば花粉症の症状がかなり軽くで済んだことも思い出しました。
これはただの偶然ではない。何か理由があるな・・・、と私は思いました。
2年連続で花粉症の症状が激軽(げきかる)!その理由とは?
花粉の「蓄積量」が花粉症の発症に関係している、、と聞いたことがあります。
その日その日の花粉の飛散量が多いか少ないかではなく、今まで吸い込んできた花粉の量がある一定量に達すると花粉症が発症してしまう、という話です。
私自身、このことをあまり意識せずにこれまで過ごしてきましたが、今回少しだけでもくわしく調べてみようと思い、ネットを検索してみました。
公益財団法人全日本病院協会のページには、「花粉症のメカニズム」として、以下のようなことが書かれていました。
「花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって花粉が「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言う)がつくられます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
その蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。
去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった――。それは、これまで蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまったからなのです。」
花粉そのものが体の中に蓄積するのではなくて、それに対抗するIgE抗体が蓄積して、最終的に発症してしまうのですね。知りませんでした。
でも・・・、
私の場合、花粉症を初めて発症したのは10代の頃。もう二十年も三十年も前のことですよ。
その時に私のIgE抗体は「一定量」に達してしまっているはず・・・。
なのになぜ花粉症の症状がほぼないくらいに激軽になったのか・・・?
そこがわかりませんでした。
なるほど、そういうことか・・・。理由は抗体の性質、そして、マスク!
ネットを探してもそこまでくわしい理由は見当たりません。
ここからは私自身で、考えてみました。
IgE抗体って、抗体という以上は、コロナに感染した時にできる抗体と、種類は違うと思うけど、同じ「抗体」なのだと思います。
感染したときやワクチンを打った後、抗体はたくさんできますが、その後ずっと体内に残っているわけではなく、半年くらいたつと抗体は減っていきます。「異物=敵」が体内に入ってこなくなると、体は抗体を作るのをやめてしまうのです。でもまた「敵」が侵入してくればあらためて抗体を作り始めます。
IgE抗体も、そこは同じなのではないか、と私は考えます。
花粉やその他のアレルゲン物質が何らかの理由で入ってこなくなり、IgE抗体が作られなくなり、蓄積量も徐々に減っていき、そして「一定量」を割り込んだ・・・。それで花粉症が発症しなくなった、又は発症してもごく軽症になった・・・。
と、このように考えられます。
では、その何らかの理由とは?
マスクです。
ここ2,3年、年中ずっとマスクをつけっぱなしの生活ですよね。
それが理由だったんだと。
今、マスクを外すとか外さないとがが議論になっていますが・・・
花粉(やハウスダスト)は年中飛び交っています。スギ花粉は3月頃ですがヒノキはそのあと、ススキは秋のシーズン、など、種類は違えど花粉は年中飛んでいます。花粉症などのアレルギーを持つ人は、スギにだけアレルギー反応をおこすというのはほとんどありえません。アレルギーを持つ人はだいたい複数の種類の花粉やその他アレルゲン物質に対して反応します。
つまり、発症するほどではないものの、年中アレルゲン物質をある程度吸い込み続けていて、年中ある程度の量のIgE抗体を作り続けているのです。
そこへスギ花粉の季節になると、さらにIgE抗体が増えるので、「一定量」のラインを越えて発症に至るということです。
年中マスクをすることで、ベースとなる抗体量の方が減って、花粉の季節になってもラインを越すことがなくなったのだと思います。
コロナ禍でこんな恩恵にあずかるとは思っていませんでした。
今、日本人独特の「マスクを外す外さない」の議論が持ち上がっています。
「周りの人が見ているから外しづらい」という声がよく聞かれます。
また、逆に「周りの目を気にしすぎるのはナンセンス」とばかりにマスクは外すべきと主張する人もいます。
でも私は、両方ともそれぞれにナンセンスだと思います。
コロナだけでなく色々な理由があってマスクを外す人外さない人がいるわけです。そういった本質を理解する必要があると思います。
将来マスクをする人が少数派になったとしても、私はマスクをします。
理由はコロナ感染も防御できますし、同時に花粉症の症状も収まるからです。両方のメリットがあるからです。
マスクはやはり基本なのだなと思っています。
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